公立入試が変わる ~令和7年度1年生の受験時からです!~
- 公開日
- 2025/04/15
- 更新日
- 2025/04/15
進路関係
3月28日(金)に大阪府庁で開催された大阪府教育委員会会議にて、『府立高校改革グランドデザイン』および『令和8年度大阪府公立学校入学者選抜方針等について』についてが承認されました。その中で、令和10年度以降の公立入試(対象:令和7年度中学校1年生より)の改善の方向性が以下のように示されています。
なお、現在の方向性には検討段階のものがありますので、具体的に決まり次第、進路だよりなどでお知らせします。
〇学校特⾊枠の設定
学科の特性、地域貢献、文化的・体育的活動など、各学校の求める生徒像の方針に応じて募集が行われ、試験では総募集人員の最大50%まで合格者を決めることができます。
また、試験では、⾯接、作⽂、実技検査の実施、特定の教科の配点を高くなる傾斜配点システムの導入、一部の教科の試験結果を合否の参考資料とする方法の採用等があるようです。
〇入試⽇程・機会の変更
従来の「特別選抜」と「⼀般選抜」が「新たな⼀般選抜」として統合されます。実施の基準日は3月1日で、従来の「一般選抜」より10日ほど早くなります。また、「新たな一般選抜」では、公立第1志望校に加え、別の公立高校を第2志望校として出願できる機会が設定されるようです。ただし、第2志望校での合格者の決定は、当該校の志願者数が募集人員に満たない場合に行われます。
〇入試方法・手段の変更
現在の入試制度のボーダーゾーンの設定の廃止に伴い、「自己申告書」および「調査書中の活動・行動の記録」が合否の資料から外れるようです。よって、「あなたは、中学校等の生活でどんな経験をし、何を学びましたか。また、それを高等学校でどのように生かしたいと思いますか。」をテーマに出願時に提出していた作文(自己申告書)が不要になります。