今日の一言 11月15日 働き方改革 黄色い紙(病欠)
- 公開日
- 2023/11/15
- 更新日
- 2023/11/15
校長雑感 一隅を照らす
病気になると医者に行きます。
患者さん
「頭が痛くて仕事に行けません。寒気もします。証明書を書いてください」
ドクター
「ほう・・そうですか。わかりました。仕事が出来ないんですね?」
患者さん
「そうです。体調不良です。働けません」
ドクター
「分かりました。では、2日間の証明書を書きましょう」
***
こうして、それほど詳しい診察をすることもなく、「Gelbe Zettel(ゲルべツェッテル)」という黄色い色をした証明書が発行されます。
そこには、病名は書かれていません。
書いてあるのは、氏名・住所・保険情報・病欠期間・証明書発行の医療機関名。
被雇用者は、この黄色い紙を勤務先に送付すれば病気休暇をとることができます。
雇用者は、病名を訊いてはいけません。病名は個人情報です。
医者は、患者の職種を訊いたうえで、病状から「仕事ができるかできないか」を判断し「仕事ができない期間」を決定します。病名を言わないのは医者の守秘義務です。
もちろん、病欠は無休ではありません。有給です!!