19日 殿中生応援団 学習編その18
- 公開日
- 2021/05/19
- 更新日
- 2021/05/19
殿中生応援団 学習編
勉強することはカッコいいことです。みんなわかっているのに、勉強で頑張っている人を評価しようとはしません。だから、勉強を頑張っていることをカッコ悪いと思っている人は、勉強していることを人に言わないようにするのです。
そういう人は、「昨日あのテレビ見た?」と聞かれると、見てもいないのに「見た見た」と言います。本当は勉強していたのに、新聞のテレビ欄で見たことを話します。また、見たことを言うために、数分だけ見て、その場面だけを強調して話します。
なぜ、人は勉強で頑張っている人を評価しないのでしょうか。それは、いわゆる「嫉妬」の気持ちです。嫉妬とは「自分よりすぐれた才能や幸運・幸福を得た人を見て、自分もああなりたいと思っても不可能なので、その相手を傷つけたいと思う気持ち」と辞書にあります。
勉強している人を評価しない人は、自分もああなりたい、つまり勉強したいと思っているのです。その人も勉強の大切さを知っているのです。自分ができていないから、友だちもさせないようにしてしまうのです。
スポーツの練習はカッコいいです。楽器やダンスの練習をしている人もカッコいいです。同じように勉強を頑張ることもカッコいいのです。
高校になると、勉強がカッコいいという文化を持っている学校があります。当然生徒は意欲的に勉強します。
殿中もみんなで、「勉強することはカッコいい!」という雰囲気、考えを創っていきましょう。