堺市立新檜尾台小学校

3月3日(月)植樹式

公開日
2025/03/05
更新日
2025/03/05

新檜尾台小学校の概要




















 本校の学習園の中に「みんなのオリーブの森」ができることとなり、それを記念する植樹式が行われました。「みんなのオリーブの森」とは、「つなぐ・つながる」をキーワードにすすめているものです。学校内にオリーブの木を50本植え,子ども達の「探究の学び」にいろいろ活用していきます。堺市の気候や地質がオリーブの木の育成に合っているそうで,堺市をオリーブの木の産地としてオリーブ油の生産活動を含めて堺の名産品にしようという考えをお持ちの造園会社の社長と出会い「みんなのオリーブの森」の実現に至りました。 

 学校の思いとしては3点あり、1点目は,「みんなのオリーブの森」は,学校の中は勿論地域や地域の人々に開かれた森にしたいということです。地域の憩いの場とするのは勿論子ども達の「探究の学び」には,地域の人々にも入っていただき相互に学ぶ機会とすることを考えています。そのためにオリーブラボ(研究室兼交流の場)の部屋を作り常時活動できる環境を整える予定です。2つ目は,このオリーブを通じた「探究の学び」は,オリーブを育てる農業(1次産業)オリーブ油を精製する工業(2次産業)そのオリーブ油を販売する(3次産業),全てかけ合わせて6次産業を意識した活動とすることです。オリーブ油以外の商品開発も子ども達の意見を聞きながら進めます。3つ目は,「サステイナブル(持続可能な取組)」を意識した活動とすることです。この「みんなのオリーブの森」を後世に渡って広く展開することに加え,オリーブ油精製にあたって搾りかすとして9割が破棄されることや剪定した枝が廃棄され費用もかかる等を打開する「探究の学び」を子ども達・地域の方々,そして府立の専門高等学校・大学・研究機関と行っていきます。いつも地域の方々が維持管理していただいている新檜尾公園と隣接する「みんなのオリーブの森」を地域の皆様や関係する人々で素敵な空間としていければと考えております。

 いつも本校の教育活動にご理解ご協力をいただきありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。