楽器紹介があってからは，一つひとつの楽器の音色を聴こうとしているように前のめりの姿になってきました。

「幸せなら手をたたこう」で体を使って曲に合わせていると緊張もほぐれ，音楽を楽しめるように変わっていきました。

最初と表情が変わってきたのが伝わりますでしょうか。

今回は，芸術の体験が少ないこどもたちにぜひ，本物の音楽を近くで感じてもらえる機会がほしいと願って実現しました。そして，その感じたことを言葉や文章で豊かに表現できるこどもたちに育ってほしいという願いもありました。この２つの思いを，演奏の前にこどもたちに伝えました。

演奏後，自分の感じたことを楽団の方々に伝える姿がありました。

演奏後の感想でも，感じたことや気づいたことを言葉で伝わるように書いていた児童の多かったこと・・・

５つの楽器の音色を聴き分けていたり，音の高低，重なり，迫力，美しさを感じていたり，ミスなくてすごい！という率直な感想もありました。

こんなに近くで聴けたことがうれしい，楽器が近くで見れたことがうれしいなど，音楽にも興味をもってもらえるきっかけになった感想もありました。

６年生は，この感動を体験し，自分たちの卒業コンサートでも感動させられるものにしていきたいという決意表明もありました。