２年生の夏野菜は、みんな一緒に学習園の通路で育てていました。

「自分の野菜を責任をもって大事に育ててほしい」「どうしたら大きく育つか考えてほしい」

その願いがあり、担任の先生からこどもたちへ投げかけました。

　考えるこどもたち・・・

　そして、「育つところ」に植木鉢を置きました。

朝、登校後にお世話が始まります。「なんでこの場所にしたの？」出会ったこどもたちに聞いてみました。

とてもよく考えていました。

　「太陽がよくあたるところ」「太陽があたるところばかりに置くと枯れてしまう」「半分半分ぐらいで陽のあたるところ」「水道に近いところ」

「元気がなくなったら次のところを考えるねん」と、様子を見て考える児童もいます。

　自分で「どうしたらよく育つのか」と疑問をもって考えて実際に行動していくことはこの時期に大事です。

この経験は、これから机上で頭の中で考えて「問い」をたてていく力につながっていきます。

　なにより、こどもたちが楽しそうで、自分からかかわっている姿が素敵です。