登校中、地域会館の前で小さな小さな鳥のヒナが落ちているのを、飼育ケースに入れて校長室に持ってきてくれました。

　ウズラのたまごより小さいと思われるたまごからかえったばかりの小さな小さなヒナでした。とにかくあたためようということでカイロを貼り飼育ケースを３重にして様子を見ていました。

　２０分間休憩にも、その時に一緒にいた１年生、３年生や４年生が様子を見に来てくれ、その時の様子を伝えてくれます。

「首が動いていたよ」「目はうっすらあいていたよ」

　帰りも様子を見に来てくれましたが、やっぱり動きませんでした。

　飼育ケースに自分のハンカチタオルを敷き、葉っぱや花、小枝を入れている優しさに心をうたれました。

レモンの木の下で、きっと「ありがとう」と言っていることでしょうね。