12月5日(火)テレビ朝会(校長講話)
- 公開日
- 2023/12/05
- 更新日
- 2023/12/05
学校紹介
12月の事を師走と言います。なぜ師走=「師が走る」というかというと,12月は忙しくて、普段は落ち着いている僧侶や先生=師も、忙しそうに走り回っているからと言われています。(諸説ありますが)そのためか,12月は1年中で一番交通事故が多い月です。
忙しい以外にも理由があります。それは、日照時間の短さです。12月は、一年の中でも最も日照時間が短くなる月です。薄暮時間帯には、自動車と歩行者が衝突する事故が最も多く発生しています。そのほとんどが、歩行者が道路を横断中におこっています。特に、横断歩道以外での発生が多いです。冬の薄暮(日没の1時間前後)は帰宅ラッシュと重なるので、自動車や歩行者ともに交通量が自然と多くなります。「冬の薄暮×交通量の多さ」から、日照時間が短い12月は特に交通事故が起きやすいのです。
また,冬は、外の暗さに加えて路面凍結(アイスバーン)があります。たとえば、暗い道で歩行者や対向車に気付いて、慌ててブレーキをかけたとしましょう。しかし、路面凍結の影響でブレーキが間に合わなかったり、ハンドルが取られてスリップ事故が起きたりします。
皆さんが、学校に来るとき、学校から家に帰るとき、それから、 学校から帰って、遊びに行くときや習い事に行くときに、交通事故に遭わないかということが、とても心配です。校区の中には、大きな道路があって、車がたくさん走っています。 また、見通しの悪い道路もあります。車や自転車が急に出てくることもあります。
そこで、交通事故に遭わないために、確認しておきたいこと4つお話します。
まず、学校の登下校では、「通学路」を通りましょう。ふざけたり、横に 広がったりしないで、歩道を歩きましょう。
次に、道路を渡る時は、横断歩道を渡るようにしましょう。「右を見て、 左を見て、もう一度、右を見て」、安全を確かめて渡りましょう。
また、信号のある横断歩道では、歩行者用の信号が「青」になって、車が全部止まったことを確かめてから渡りましょう。歩行者用の信号の「青」が点滅 しているときは、横断するのをやめましょう。
そして「飛び出し」は、気をつけましょう。止まっている車の陰から飛び出て、 事故に遭う場合が多いです。 自分の「命」はたった一つです。皆さんが事故に遭ったら、お家の人はとても悲しみます。 先生たちもとても悲しみます。 是非、皆さんは、交通事故に遭わないように 気を付けて行動してください。