１年で最も長い学期の２学期を終えることができました。

　暑さの残る日から冷たい風が吹く季節へと移り変わる中、子どもたちは保護者や地域のみなさまに見守られながら、毎日を懸命に過ごしてきました。

　毎朝の家庭での「いってらっしゃい」からはじまり、登下校の見守りの声、行事での温かな拍手、地域で交わされる何気ない励ましの言葉ひとつひとつが子どもたちの背中をそっと押し、勇気づけてくれていました。

　授業の中では、すぐに答えが見つからず立ち止まる場面もありました。しかし、友だちと考え、先生に支えられ、「わからない」を「わかった」に変えた瞬間の子どもたちの表情は、２学期の何よりの宝物で財産です。その積み重ねが、確かな成長につながっていることを実感しています。

　冬休みは家族のぬくもりを感じながら、心と体をゆっくり整える時間にしてほしいと願っています。３学期も、みなさまとともに、子どもたちの学びと成長を大切に育んでまいります。

　どうぞ、穏やかな年末年始をお過ごしください。

　校長　　西村　正樹