堺市立日置荘西小学校

PTA人権研修会『スマホ時代を生きるこどもたちのために』に参加して思うこと

公開日
2026/06/08
更新日
2026/06/09

校長室より

6月6日、PTA人権研修会にて、富田幸子先生の講演を拝聴しました。

テーマは「スマホ時代を生きるこどもたちのために ~大人が知っておきたいこと~」でした。

お話は多岐にわたりましたが、私が特に印象に残ったのは、次の3点です。

1.スマホを持つ年代の低年齢化:
 小学校低学年はもちろん、未就学児でも約3割がインターネットを利用しているという話でした。スマホやタブレットは、すでに子どもたちの身近な存在となっています。

2.スマホ利用のルールづくり:
 低年齢化が進む中で、単に使用を禁止するのではなく、ルールを決めて上手に活用していくことが大切だそうです。また、保護者が一方的にルールを決めるのではなく、子どもと話し合いながら決めることで、納得感が生まれ、守られるルールになるというお話が印象的でした。

3.無自覚化な加害者にならないために:
 不正確な情報を拡散したり、安易に「いいね」を押したりすることで、本人に悪意がなくても誰かを傷つけてしまうことがあります。インターネット社会では、一人ひとりが責任ある行動をとることの大切さを改めて考えさせられました。まさに、「大人が知っておきたいこと」がたくさん詰まった、学びの多い講演でした。


ところで、本校では学期に1回、「元気アップカード」による生活アンケートを実施しています。就寝時刻や起床時刻、朝食の有無、歯磨きの状況に加え、スマホやゲームのルールを守れているかについても確認しています。
その結果、2年生以上では、「ルールを守れている」と回答した児童が75~85%となっています。一方で、ルールを決めていても守れないことがあるのも現実です。

大切なのは、「どんなル-ルなら守れるのか」「そのルールはなぜ必要なのか」を、家庭や学校で繰り返し話合うことではないでしょうか。大人も子どもも納得できるルールをつくり、そのルールを守りながら、スマホやインターネットを上手に活用していければと思います。


スマホやインターネットは、使い方次第で学びを広げたり、人とつながったりできる大変便利な道具です。しかし、その便利さの裏には危険も潜んでいます。だからこそ、「自分自身を守るためにルールを守る」という意識を、子どもたちにも身に付けてほしいと思います。ご家庭でもぜひ、お子様と一緒にスマホやゲームとの付き合い方について話し合う機会をもっていただければ幸いです。

最後に、PTA人権研修会にご参加いただいた保護者の皆さま、誠にありがとうございました。