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堺市立八下西小学校

1/8(水) 3学期始業式

公開日
2025/01/14
更新日
2025/01/14

校長室

いよいよ3学期のスタートです。今日は,TVでの始業式となりましたが,子どもたちに次のような話をしました。

あけましておめでとうございます。今日はいよいよ3学期の始業式です。令和7年,そして2025年になりました。今年の冬休みはどんな冬休みでしたか?
校長先生は,みんなが大きなけがや病気をしたという報告もなく,元気に過ごしてくれた事が一番うれしい事でした。ただ,今すごく流行しているインフルエンザも心配ですし,コロナや肺炎なども油断することはできません。早寝早起きなど,冬休みで崩れているかもしれない生活習慣をできるだけ早く元に戻すとともに,うがい・手洗い,あるいはマスクをつけるなどの対策や,教室の換気なども大切になります。寒い季節なのでちょっと大変とは思いますが,休憩などの決まった時間に少し換気をするという習慣を続けることができたらと思います。

さて,実は校長先生は中学校の先生だったこともあるのですが,この年末に,東広島市で中3を担任していた学年から同窓会に招待されて参加してきました。二十数年ぶりに教え子に会うことができて,とても懐かしかったのですが,教え子だけでなく,その時の校長先生にもお会いすることができました。すごく厳しい校長先生で,今でもお会いした時は背筋がピンと伸びる感じがしましたが,その校長先生がいつも言われていた言葉を思い出しました。それは「できるかできないかではなく,やるかやらないかだ。」という言葉です。
人は難しい目標や大きな夢に対しては,つい「どうせ自分には無理だから」と最初からあきらめてしまいそうになるものです。しかしながら,いつもそういう気持ちでいると,いつまでたっても何も達成することはできません。例えば大リーグの大谷翔平選手やサッカーのメッシ選手,あるいは歌手のadoやYOASOBIのようになりたい,と思ったとしても,「どうせ自分には無理だから」と最初からあきらめていたら絶対になれません。まさに「できるかできなかではなく,やるかやらないか」だと思います。もちろん,やれば必ずできるとは限りませんが,やらなければ絶対にできません。まずはチャレンジすることが大切になります。
ただ,低・中学年の人は特にですが,まだ自分の夢や目標がはっきり決まっていない人もいると思います。その人たちも,「できるかできないかではなく,やるかやらないかだ。」という言葉はぜひ覚えておいてほしいと思います。

さて,今は,主に将来の目標や夢についての話をしましたが,いよいよ今日から3学期が始まります。皆さんは3学期の目標はもう決めていますか? 3学期は新年になるので,今年の目標でも構いません。ぜひ,自分に合った目標を考えて,その目標が達成できるよう頑張ってくださいね。そして少しずつでもよいので毎日続けることが大切です。「継続は力なり」という言葉もあります。「続けることで,大きな成果を生み出すことができる」という意味です。さっき例に挙げたように,何か素晴らしいことを成し遂げた人は,必ず努力をずっと続けてきた人です。その意味では,先ほどの「やるか,やらないか」の「やる」を続けてきた人とも言えます。
もちろん最初からそんなすごい努力を続けるのは難しいかもしれないので,自分が決めた目標に向かってスタートラインに立ち,少しずつでも続けていくことが,将来の大きな夢や目標の実現につながると思っています。一緒に頑張っていきましょう。