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堺市立八下西小学校

4/16(火) 「ひとり」と「みんな」の意識

公開日
2024/05/07
更新日
2024/05/07

校長室

今日は4月の生活目標について話をしました。4月の目標は「心をこめて,さきにあいさつしよう」です。
今年度になってから,特にあいさつが良くなってきたので,それをしっかり評価した後,
「先に」挨拶することは見て分かるけれど,「心を込めて」はどうしたら分かると思うか問いかけてみました。TV朝礼で答えを発表してもらうのは無理なので,私自身が考えていることを伝えました。
それは,あいさつをする時の態度であり,「目を見てあいさつしているか」「笑顔であいさつをしているか」ということが,実は心の中を表しているのではないかと話しました。心をこめて,気持ちをこめてあいさつするためには,まず相手の人の方をしっかり見なければできないですし,その人のことを大切に思えば,自然に笑顔になるのではないかと思っているからです。
次に,あいさつでもう一つ考えて欲しいことを伝えました。それは,私が正門であいさつをする時には,しっかりあいさつをしてくれるのですが,8時のチャイムを待っている子たちは,私があいさつをしてもあまりあいさつを返してくれないということです。これはどうしてかな?と考えてみたのですが,実は「ひとり」と「みんな」の違いではないかと思いつきました。正門で登校する時は,一人ずつ通るので当然あいさつをするのですが,体育館の渡り廊下の前で待っている時は,自分だけでなくまわりにたくさん人がいますよね。「自分」があいさつしなくても,他の「誰か」があいさつしてくれる,と思ってしまうのではないかな,と思っています。たとえ他の「誰か」がいる時でも,「心をこめて」「先に」あいさつしようと思えば,私が校舎から出た時に,たくさんのあいさつが聞こえてくると思います。そしたら朝からとてもいい気持ちになるので,ぜひ頑張ってほしいと思っていると伝えました。
また,このことは挨拶だけに限らず,授業での発表など同じような場面でもたくさんあると思うので,そこでも同じように頑張ってくださいね,という話でまとめました。