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堺市立八下西小学校

1/6(金) 3学期始業式の話

公開日
2023/01/17
更新日
2023/01/17

校長室

3学期の始業式では,みんなが大きなけがや病気をしたという報告もなく,元気に過ごしてくれた事が一番うれしい事だという話から始めました。

ただ,まだコロナも油断できずインフルエンザも心配なので,早寝早起きやうがい・手洗いなどの毎日の規則正しい生活や,教室の換気なども大切だと話しました。
次に,3学期の目標について,自分に合った目標を考えて,その目標が達成できるよう頑張ってくださいと伝えました。
ちなみに私自身は,毎年子どもたちの顔と名前を覚えることを目標にしていますが,朝はマスクと帽子を被っているので,残念ながら全員はなかなか覚えられず,また,せっかく覚えても,長い休みがあると忘れてしまうこともあります。しかしながら,頑張って覚えようと努力していきたいと思っています。ちなみに,今年は2名の転入生があり,全校児童が294名となります。そんなにたくさんの人数を覚えるのは…と最初から無理とあきらめていては絶対に覚えられません。

名前を覚えることに限らず,どんな目標でも最初から無理と思っていると,達成することはできません。まずはやってみよう,チャレンジしてみようと思うことがスタートラインなので,皆さんもぜひ,今年はこのことを頑張るぞ,という目標を立てて,スタートラインに立ってください。そして少しずつでもよいので毎日続けることが大切だと話しました。

昨年のワールドカップで日本中を沸かせてくれたサッカー日本代表のメンバーの堂安選手が,世界に追いついたと思うかという質問に対して「やっぱり近くに行けば行くほど,遠く感じるのが正直なところです。追いついていく,追いかけていくのに必死です。誰よりも努力しなくちゃいけないと思っています。」と答えたことを例に挙げて,最後に次のようにまとめました。

ワールドカップという大舞台で活躍した堂安選手でさえ,努力の大切さを話しています。もちろん,あそこまで活躍できたのは,これまでの日々の練習の積み重ねがあってこそです。堂安選手だけでなく,他の選手たちも同じです。何か素晴らしいことを成し遂げた人は,必ず努力をずっと続けてきた人だと思います。最初からそんなすごい努力を続けるのは難しいかもしれないので,まずは自分が決めた目標に向かってスタートラインに立ち,少しずつでも続けていくことが,将来の大きな夢や目標につながると思っています。