先日のＴＶ朝礼では，子どもの時に交通事故にあった話をしました。足を骨折して全治３か月の大けがで，病院に入院していました。原因は飛び出しです。鬼ごっこのような遊びをしていて，急に飛び出してしまったので，車の方は避けようがありませんでした。車にはねられて，たまたま運よく腕が道路と頭の間に入って頭を打たずに済んだので，今ここにいるのですが，そうでなければここにいなかったかもしれません。皆さんも知っているように，車は急には止まれません。くれぐれも気を付けてくださいという話をしました。
また，実は学校内でも危険が潜んでいるという話もしました。例えば，廊下を走ることや，ふざけて誰かの上に乗ったり，押したりすることなどです。校長先生は，みんながけがをしたり病気になったりして学校を休むととても心配になります。みんなが元気で楽しく学校に来てくれることが，一番の願いでもあります。なので，廊下を走ったり，ふざけたりしている人を見ると大きな声で怒ろうかと思ったこともあります。
しかし，大きな声で怒ったとしたら，確かにその場ではしなくなるかもしれませんが，先生たちや大人がいない所ではやってしまうかもしれません。それで事故にあってしまうと本当に悲しい気持ちになります。なので，怒られるからしない，というのではなく，危ないからしない，ということを身に付けてもらいたいと思っています。ぜひ，自分で考えて行動できる人になってほしいと願っています，と伝えました。