全校朝礼
- 公開日
- 2023/12/04
- 更新日
- 2023/12/04
学校紹介
体育館で全校朝礼がありました。校長先生から以下のようなお話がありました。また、保健給食委員会と役員会からのお知らせと表彰式(読書感想文コンクール、幼小中美術展、はとぶえコンクール)がありました。
<校長先生のお話>
12月4日〜10日は人権週間です。周りにいる人、一人ひとりの違いを認めたり、自分や相手のよいところを見つけたりして、それぞれが大切な存在であるということを再確認する1週間です。「宮園の『いいね』を見つけよう」で、友だちのいい言動をカードに書いていると思います。
みんなは友だちを大切だと思っているだろうし、誰かといると、やっぱり楽しそうです。考えがぴったり合う人もいれば、合わない人もいるでしょう。いろいろな考えがあった方が、よりよいものを生み出すことができます。そんなことも理解して、自分と考えが違った人がいても、それでも大切に思っていると思います。
では、その大切な存在だと思っている人を大切にできていますか。以前の学校で、「自分が言われたら、嫌だなぁ」と感じることを言っている人がいました。「何でそんなこと言うの?」と聞くと、「いや、ちょっとふざけていて」「冗談です」と。ふざけていてなら、人が嫌だと感じることを言っていいのでしょうか。冗談なら何を言ってもいいのでしょうか。そんな友だちとの関わり合いは大切にし合っているとはいえません。それを楽しいと思う人が心配になってきます。他に楽しいことはいっぱいあるはずです。こういうと、「楽しいことなんて人それぞれじゃないの?違いを認めてもらえるんじゃないの?」と思う人もいるでしょう。違いを認め合えるのは、人を大切にするというマナーや集団のルールを守るということが前提です。
周りの人のよいところをたくさん見つけて、周りの人を大切な存在としてかかわるということはどういうことなのか、考えてみてください。