堺市立宮園小学校

O157堺市学童集団下痢症発生から30年

公開日
2026/07/06
更新日
2026/07/06

校長室

 7月12日は、「O157 堺市学童集団下痢症を忘れない日」です。O157(オー・イチ・ゴー・ナナ)とは何でしょうか?。これは腸管出血性大腸菌とよばれる食中毒を起こす病原菌のことです。今から30年前の平成8年7月12日に堺市の学校給食が原因でたくさんの児童が下痢や血便などの症状をうったえる集団食中毒が発生しました。最終的な患者数は、9523人でそのうちの7892人が小学生でした。残りの人は学校の先生(74人)や児童から感染したご家族など一般の方(1557人)です。この集団下痢症の原因となったのがO157であり、給食の食材の中に混ざっていたものと判断されました。そして、患者さんの中で重症化した児童3名が命を落としました。また、当時1年生だった一人の患者さんが19年後に後遺症により亡くなられています。亡くなられた4名の方のご冥福をお祈りするとともに、この悲惨な事件を忘れず、二度とこのようなことを起こさないと誓うため、毎年「7月12日」を「O157 堺市学童集団下痢症を忘れない日」としました。


そして,今日は亡くなられた4名の方のご冥福をお祈りし,黙とうを捧げます。

「黙とう」…


 さて、この悲しい出来事があったのは30年前のことで、現在の堺市の学校給食は安心して食べることができます。事件の後、調理員さんをはじめ、たくさんの方たちの努力で「日本一安心安全な給食」と言ってもいいくらいの給食になりました。例えば、堺市の給食では生野菜のサラダなど「生」のものは出ません。ばい菌は熱に弱いので、殺菌するためにも全ての食材に必ず火を通して調理します。また、児童のみなさんも必ず手洗いをするなど気を付けてくれていますね。30年前の出来事を忘れずに、これからも楽しく美味しい給食をいただきましょう。そしてそのために努力してくださっている調理員さんをはじめ給食に関わっているたくさんの方々への感謝の気持ちも忘れないでください。


 ※平成26年4月6日に「O157 堺市学童集団下痢症の碑『永遠に』」が堺市役所の玄関前に設置されました。