6月19日 児童朝礼
- 公開日
- 2023/06/26
- 更新日
- 2023/06/26
最近の活動(学校行事など)
今日の校長先生のお話は「梅雨」について。
近畿地方は5月29日に梅雨入りしてから、雨や曇りがちな日が続いています。梅雨が好きだという人はいますか?あまり聞いたことがないですね。実際、この時期はジメジメしているし、雨が降ると運動場では遊べないし、お家の人は、洗濯物がなかなか乾かないし…。梅雨なんてなければいいのにと思う人も多いかも知れません。
しかし、梅雨はこれから始まる本格的な夏を乗り切るためにはなくてはならないものなのです。梅雨の間に降った雨が山や森にしっかりと蓄えられて、夏の日照りの時期にも湧き水となって川に流れ田んぼや畑に恵みの水を与えます。また梅雨の時期に十分に雨が降らないと、ダムにたまる水も減って蛇口をひねっても水道の水が出ないということになるかもしれません。
このように「なければいいのになあ」と思うような事でも、後になって実はとても大切なことだったということは他にもあります。
皆さんも、勉強やスポーツの練習で「こんなん嫌やなあ」とか「なかったらいいのになあ」と思うような事はありませんか。たとえば同じ漢字を繰り返して書いたり、同じ動きを何回も練習するのは結構しんどいですね。でも、それは後になって必ず役に立つのです。しんどさに負けず頑張った結果は、梅雨の雨のようにしっかりと体にしみこんで、いつか皆さんの力となるはずです。
夏休みまであと1か月足らずとなりました。蒸し暑い天気が続きますが、「嫌やなあ」とか「しんどいなあ」と思う時には、この話を思い出して頑張ってくれたらうれしいです。
つづいて、先日児童会実行委員会で行った募金活動の結果が発表されました。皆さんの協力で12,554円が集まりました。ありがとうございました。