TV朝会の話(海洋資源について)
- 公開日
- 2026/03/02
- 更新日
- 2026/03/02
校長室から
日本は、陸地はそれほど広くありませんが、まわりの海(日本が使える海のエリア)はとても広い国です。その海の底には、みんなが生活したり、ものを作ったりするときに使う大切な資源がいっぱい埋まっています。
まず、メタンハイドレートは、メタンガス(ガスコンロや発電に使われるガス)が水とくっついて氷のような形になったものです。火を近づけると燃えるので、「燃える氷」ともよばれています。現在、日本は、石油・ガス・石炭のほとんどを外国から買っています。もしメタンハイドレートが使えるようになると、外国に頼らず日本のエネルギーを日本でつくれるというよい点があります。でも、 海がとても深くて、取るのがむずかしく、たくさん取ると、お金がとてもかかるため、今は研究や実験の段階で、まだすぐに使えるエネルギーではありません。
つぎに、レアアースは、とても大切な金属の仲間です。スマートフォン タブレット 電気自動車 ゲーム機やテレビなどに使われています。日本は、これを外国から買っています。しかし、日本の南鳥島(みなみとりしま)という島の近くの深い海で、レアアースをたくさんふくんだ泥が見つかっています。この泥を「レアアース泥」といいます。なんとその量は、世界中で何百年も使えるほどだと考えられています。先日、日本の調査船 「ちきゅう」 が、世界で初めて 水深約6000メートルの海の底から、レアアース泥を引き上げることに成功しました。海の底に長いパイプをのばして、泥をこわしながら吸い上げます。このとき、海をよごさないように生きものにえいきょうが出ないように環境を調べながら行っています。レアアース泥を簡単に採ることができるようになると、日本は外国からレアアースを買わなくてよくなります。しかし,今はまだ実験の段階で、これから、たくさんとっても大丈夫?海の生きものは守れる?お金はどれくらいかかる?などを調べていきます。日本は、「便利さ」だけでなく「自然を守ること」も大切にしながら進めています。
今日の話に興味をもったん人は、こんなことについて考えてほしいと思いました。
日本が自分の資源を持つと、どんなよいことがあるだろう?
海の資源を使うとき、どんなことに気をつけるべきかな?
未来の日本の海は、どんな姿であってほしい?