堺市立鳳南小学校

令和6年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」

公開日
2024/01/10
更新日
2024/01/08

校長室から

 令和6(2024)年は、干支でいうと、十干十二支の41番目の年にあたり、十干の1番目である「甲」と十二支の5番目である「辰」が重なる年に迎える、甲辰(きのえたつ)になります。
「辰」が天空に向かって舞い昇ろうとする姿には、「立身出世」や「運気上昇」など様々な願いが込められ、尊ばれてきました。また、玉を口にくわえたり、手に持ったりする辰を見ることもありますが、その玉は、「宝珠(ほうじゅ)」と呼ばれ、幸いを除け、清らかな一年でありますようにとの願いが込められています。

 「辰」の意味を『新選漢和辞典』(小学館)で調べると
「辰」の字源は、「辰は、三月、房星の支配する農業の時季になり、草木が芽を出して変化するとき、雷が震(ふる)うことをいう。房星をもさす。他の説に、農具ともいい、貝殻の中から肉が出て動いている形ともいう」 と説明されていました。
「房星」は中国古代の星座で、蠍(さそり)座の頭部にある四星をいいます。「辰」の字源は諸説あるようですが、何かしら農業と関係のある字だったようです。
 ちなみに、「農」という漢字には「辰」があります。「農」の部首は、「辰」です。