堺市立鳳小学校

問題解決学習4 自力で読む

公開日
2022/04/18
更新日
2022/04/18

6年

 6年生の国語です。室生犀星の詩「靴下」をみんなの力で味わいます。ところが,大正時代に書かれた作品ですから,わからない言葉だらけです。しかし,先生はあえて「自分たちの力で読む」ことに挑戦させました。漢字の意味や部首から言葉の意味を想像したり,文脈から前後の言葉の意味を想像したりして,「いつ・だれが・何をしたのか」を推察してきます。
 私たちは大人になっても生活の中でいろいろな文を読まなくてはいけません。意味のわからない言葉に出会うこともよくあります。そんなとき,その言葉の意味を推察して,書いてあることの中心をつかむ力をつけておくことが大切です。何でもすぐに調べたり教えてもらったりする前に,まず「自力で読む」習慣をつけておきたいものです。そう考えると,文を読むことそのものが問題解決学習なのかもしれませんね。
 ところで,作者は最後になぜ泣いたのでしょうか?わかりますか?