全校朝会でお話したことを紹介します。

12月になりました。12月は英語でDecemberといいます。「10番目の月」の意味です。昔，ヨーロッパで使われていた言葉で「第10の」という意味のdecem の語に由来しています。昔のヨーロッパで使われていた暦が3月が始まりでしたので，3月から数えて10番目だからです。

日本では，昔の暦の12月は師走（しわす，しはす）と呼んでいました。今でもカレンダーには書いているかもしれません。

　さて，クイズです。どうして　しはす（しわす）呼んでいたのでしょうか？

①お坊さんがお経をあげるために忙しくて走っていた月だった。

②四季の終わりの冬の月であるところから，シハツ（四極）月だった。

③一年の終わりの月だから，トシハツル（一年が終わる（歳極・年果・歳終））という意味。

④とても昔のことなので，本当はどうかわかっていない。

正解は今のところ④ですが，本当はどれなのかは分かりません。①②③が正解だったかもしれません。

12月は先生方にとっても忙しい時期です。どうしてかというと1年の終わりだからです。みんながこれまでにがんばったことを通知簿にして皆さんやお家の方にみてもらうことをまとめているからです。1学期のことも振り返りながらしているので，忙しくなります。そして，先生方も自分自身のお仕事の整理や1年間の振り返りをしたり，よりよいお仕事をするための勉強があったりして忙しくなります。

12月が終わると，新年，お正月を迎えます。新年はまた新たな気持ちで，新しい年の目標を立ててください。12月は，そのための振り返りの月です。この１年間，自分のできるようになったこと，頑張ったこと，成長したなと思ったことを考えてみてください。

先生やお家の人もそれを教えてくれると思います。聞いてみてください。