4月10日(水)午後2時30分より、堺市総合福祉会館ホールにおいて、「第1回堺市『予防と育成の生徒指導支援システム会議』」を小中学校の不登校対応担当者、生徒指導主事、生徒指導主任、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを対象に開催しました。
はじめに、生徒指導課指導主事より、不登校対応担当者全体会議として、不登校生調査についての話がありました。
その後、大阪弁護士会の峯本耕治弁護士から「スクールロイヤーの役割と可能性」と題して、ご講演いただきました。
峯本弁護士からは、現在学校が抱える問題・課題の現状から、「生徒指導・支援上の課題」「保護者対応の困難化」「学校体制・教職員の課題」「地域社会との間で生じる様々な問題」に向け、法的・危機管理視点・SSW視点からのアセスメント・プランニング・チーム対応・機関連携が不可欠であるというお話をいただきました。
最後に、中学校区ごとに生徒指導に関わる情報交換を行い、活発な話し合いが行われました。
参加者からは、「多様化する不登校、生徒指導事案、保護者対応事案に対するリスクマネージメント、アセスメントスキル、プランニングスキル等のポイントを知る機会となった」「生徒指導を行うにあたり、職員間の連携、保護者対応時に注意するチェックポイント
など具体的に知ることができた。アセスメント、振り返りの大切さを改めて実感した」「生徒指導の必要性、相当性や『つながる』と『合理的限界設定』など、日頃の指導に活かせる内容でした。」などの感想がありました。
なお、「第2回堺市『予防と育成の生徒指導支援システム会議』」は、10月28日(月)に開催予定です。