最新更新日:2024/10/30 | |
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「令和4年度堺科学教育フェスタを開催しました」
令和5年1月28日(土)、「令和4年度 堺科学教育フェスタ」を開催しました。約3年半ぶりの会場での開催で、約600名の参加者がサイエンスショーや科学体験ブースを通して、科学のおもしろさや科学技術と日常生活のかかわりについて楽しく学びました。1階ホールで行われた開会式では教育長(写真上)・科学教育振興会会長(写真下)から主催者代表挨拶がありました。
堺市教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、「それぞれの世界にはばたく“堺っ子”」を育てるため、子どもたちを含む市民の皆様の科学に対する知的好奇心や科学的リテラシーを育むため、堺市子ども教育ゆめ基金を活用し、科学催事を実施しています。 次回の堺科学教育フェスタは令和5年7月8日(土)を予定しています。 各ブースの様子は教育センターホームページで随時紹介します。 堺科学教育フェスタ ホールイベント
1月28日(土)に行われた堺科学教育フェスタでは、ホールイベント「善ちゃんの笑ってためになるサイエンスショー」を午前・午後の2回実施しました。
厚紙のブーメランを飛ばしたり、ブロワーの風の力で色々なものが空中に浮かんだりする実験を見て、科学の不思議な現象に全員が惹きこまれました。全員参加のゴムの温度変化実験では、風船の切れ端を伸ばしたり縮めたりすることで温度が変化することを体感し、その温度の違いに驚きました。 最後は空気砲の実験でした。煙の輪っかがいつまでも残り続けるので、消えるまで見続けました。煙が消えた後は自然と拍手が沸き起こりました。科学のおもしろさが存分に味わえた45分間でした。 小学校理科教材研修3年「音のせいしつ」
令和5年1月5日(木)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修3年「音のせいしつ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や3年生として大切にされている「比較する」という考え方、「差異点や共通点を基に,問題を見いだす力を養う」という問題解決の力、エネルギー領域での量的・関係的な視点について確認しました。 次に、導入で様々な物で音を出す活動をすることで、児童がどのようなことに気付き、どのような問題意識をもつのかについて考えました。「音が出ているときの物の様子はどうなっているのだろうか。」「音が伝わるとき、ものの様子はどうなっているのだろうか。」という問題を解決するためにトライアングルや太鼓、タンブリン等を使って確かめました。 そして、音に関するものづくりについて紹介しました。 受講者からは、「たくさんの物で実験をすることで、震えを実感する適切な物がわかりました。」「今回もたくさん引き出しが増えました。準備物もたくさん用意して楽しい理科を頑張ります。」「目、耳、手を使った気づきの視点や『何をどうすると、どうなるのか』をきちんと書かせることを意識しようと思いました。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発 課科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 2月6日(月)17時30分より電話工事のため、教育センターへの電話が不通となります。
令和5年2月6日(月)17時30分より電話工事のため、教育センター(企画相談課、学校ICT化推進室、能力開発課)への電話が不通となります。
ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。 なお、工事は30分程度を予定しており、工事完了次第、復旧予定です。 幼児教育実践交流セミナー(第2回)
令和5年1月19日(木)、第3回幼児教育実践交流セミナーを行いました。
はじめに、かなおか保育園の園長先生はじめ、先生方から「かなおか保育園の園内研修と取組について」講話をしていただきました。園の保育理念をどのように職員で共有し、体制づくりを行うか、その工夫は様々です。今回は、かなおか保育園の園内研修の取組や実践から学び「職員が楽しみながら研修に参加できる工夫がされている」「子どもの心の動き“わくわく”の追いかけ方がとても勉強になった」などの感想がありました。 グループ討議では、「園内研修の時間をつくるのが難しいが、キャリア別にすると話が盛りあがるかも。」「若い人が意見を出せるようにしたい。付箋方式はいい方法だと思った。」など、各園での悩みの共有や新しい視点の交流が進みました。 その後、常磐会短期大学の中村妙子准教授から「幼児教育の質向上に向けて〜幼児教育実践交流セミナー参加の先生方に期待していること〜」と題して、ご講話をいただきました。 参加者からは、「様々な立場の教員と学び合いながら、保育を楽しく改善していけるよう努力したい。」「『ちょこっと公開保育』を楽しみにし、自園にも取り入れていきたい。」などの感想がありました。 小学校理科教材研修4年「水のすがた・水のゆくえ」
令和5年1月11日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修4年「水のすがた・水のゆくえ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における内容や4年生として大切にされている「関係付ける」という考え方、「根拠のある予想や仮説を発想する力」という問題解決の力、粒子領域の質的・実体的な見方(水のすがた)、地球領域の時間的・空間的な見方(水のゆくえ)について確認しました。 次に、自然事象を見せる導入例、安全上の注意点、実験のコツなど、授業の流れに沿って紹介しました。 受講者からは、「予備実験をたくさんできたので、イメージがわきました。授業でもスムーズにできそうです」「水を冷やす実験で過冷却が起こり、瞬間的に凍ったので驚きました」「昨年度はオンラインで同じ研修を受けましたが、集合型の今回は細かいことまでいろいろと教えていただき、質問もしやすかったので助かりました。うまくいかないことも含めて勉強になりました」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」
令和5年1月5日(木)、11日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」を実施しました。
まず、小学校学習指導要領における目標や子ども主体の問題解決活動の意義、本単元にかかわる指導内容について確認しました。 次に、単元全体の構成を考え、導入や単元展開中の活動を実際に行うことで、「子どもたちがどのような問題意識をもつのか。どう考えて解決活動を行うのか。」について考えました。 そして、永久磁石の性質を確かめた上で、電磁石の極に関する実験を行いました。さらに、電磁石の強さを変える条件をつきとめる実験を行い、調べる条件(コイルの巻き数、電流の強さなど)を意識させることの大切さを考えました。 最後に、電磁石を活用したものづくりの例として、電磁石つりざお、クリップモーターなどにふれました。 受講者からは、「導入で何が一番大切か、何をしっかり伝えるべきかが理解できました。」「予備実験ができて、とても有意義でした。電磁気の学習の系統性を踏まえ、しっかり指導していきます。」などの感想が寄せられました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」
令和4年12月28日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や3年生として大切にされている「比較する」という考え方、「差異点や共通点を基に、問題を見いだす力を養う」という問題解決の力、エネルギー領域での量的・関係的な視点について確認しました。 次に、導入の仕方を紹介しました。 そして、児童の立場に立って実験を行い、授業の進め方について研修しました。 受講者からは、「実際におさえる磁石の性質について、こんな実験ができるよ、こんな装置ができるよと教えていただいたことがよかったです。子どもたちは、とても磁石の学習を楽しみにしているので、このワクワクを持ち帰りたいです」「自分自身学生時代から理科が苦手で、なかなか楽しい授業ができていませんでした。今回の研修では、自分も楽しめたし、授業のイメージを持てたので、3学期がとても楽しみになりました。導入でたくさんの疑問を引き出したいです」「導入のカプセルとマジックの箱の実験をクラスでしてみようと思います。普段の生活でよく知っているものにも、まだまだ知らないことがあることに気づかせてあげたいです」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」
令和4年12月27日(火)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」を実施しました。
研修では、初めに、単元の導入の仕方の紹介、安全面の徹底、素材の教材化について考えました。 次に、小学校学習指導要領における理科の目標や単元目標を確認しました。 そして、示温シールや示温インクなどを用いて、温度変化を可視化して、金属、水、空気のあたたまり方の違いについて確かめる実験を行いました。既習の内容や生活経験に基づきながら、根拠のある予想や見通しを立てさせることや、結果と考察、まとめの違いについて意識して指導することが、子ども自らの問題解決活動を深めるポイントであることを確認することができました。 受講者からは、「授業づくりの参考になることばかりで、子どもたちにいろいろな実験をさせたいと思いました。」「驚きがたくさんあって、私と同じように子どもたちにもおもしろいと思ってほしいと思いました。安全に実験ができるように、実験準備はもちろんのこと、しっかり学級経営をしなければと思います。」「子どもの思考の流れをしっかりイメージして指導したいと思います。」などの感想が寄せられました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 「令和4年度堺科学教育フェスタ」(プラネタリウム観覧なし)2次募集のお知らせ
「令和4年度堺科学教育フェスタ」(プラネタリウム観覧なし)2次募集をします。
「令和4年度堺科学教育フェスタ」の1次募集において、プラネタ観覧希望なし(定員200名)の申込が定員に満たなかったため2次募集を行います。 日時:令和5年1月28日(土) 午前10時 〜 午後4時 会場:堺市教育文化センター(ソフィア・堺) 堺市中区深井清水町1426番地 定員:合計84人(1グループにつき5人まで) 申し込み受付期間:令和5年1月16日(月)13時〜 1月23日(月)9時 当選結果:当選の方にのみ1月25日(水)までにメールで通知 参加には「堺市電子申請システム」での事前申し込みが必要です。申し込み多数の場合は抽選します。 申込の方はこちらからアクセスできます。 ※申し込みには「堺市電子申請システム」の登録が必要です スケジュール案は、こちらをご覧ください。変更される都度、データと日付を更新します。 お申し込みをお待ちしています。 令和4年度 第2回幼保小合同研修会
1月10日(火曜)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)で第2回幼保小合同研修会を開催しました。
小学校92校、就学前教育・保育施設121園が参加し、前半は、大阪大谷大学教育学部 小田浩伸教授から「支援を要する子どもの就学に向けて〜子ども理解に基づく支援方法と学校園全体での支援に向けて〜」のご講演があり、多様なニーズのある子どもの理解と支援に関して、教育・保育における合理的配慮とUD(基礎的環境整備)等について、幼小の連携の重要性とともに学ぶことができました。 後半は、就学前教育・保育施設が小学校別のブースを回るという形式で、情報交換会を行いました。園での子どもの活動から小学校での教育活動への円滑な接続が行えるように交流を進めることができました。 参加者からは、講演では、「幼児期から就学を見通した支援の仕方や集団作りについて、ポイントを押さえながらわかりやすくお話していただき、参考になりました。」「子どもの成長を見届けるためにも小学校以降と連携していくことが大切なので、進めていきたい。」「多様なニーズがある子どもが増えてきている今、保育のカリキュラム等も見直していく必要がある。」等の感想がありました。また、情報交換会では、「子どもたちがスムーズに就学に向かえるようサポートしていきたい。」等の感想がありました。 「令和4年度堺科学教育フェスタ」を開催します。参加には事前申し込みが必要です。
「令和4年度堺科学教育フェスタ」を開催します。
子どもたちの科学への興味関心を高め、堺のまちへの誇りと愛着を深めることをねらいとして、堺市の産業を支える優れた専門家たちが、体験を通して子どもたちに科学の楽しさを伝えます。 ホールでは、善ちゃんの笑ってためになるサイエンスショー、プラネタリウムでは特別番組の無料投影があります。 ※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、対策を講じたうえで実施しますが、状況により会場でのイベントの中止、または定員や時間の変更を行う場合があります。 日時:令和5年1月28日(土) 午前10時 〜 午後4時 ※後日、一部動画配信予定 会場:堺市教育文化センター(ソフィア・堺) 堺市中区深井清水町1426番地 申し込み受付期間:令和4年12月1日(木)〜 12月23日(金)23時30分 定員:合計900人(1グループにつき5人まで) 参加には「堺市電子申請システム」での事前申し込みが必要です。申し込み多数の場合は抽選します。 申し込み方法はこちらのポスターをご覧ください。 「堺市電子申請システム」(プラネタ観覧希望あり)の方はこちらからアクセスできます。 ※プラネタリウムの観覧時間帯をよく確認してから応募ください。 「堺市電子申請システム」(プラネタ観覧希望なし)の方はこちらからアクセスできます。 スケジュールは、こちらをご覧ください。変更される都度、データと日付を更新します。 お申し込みをお待ちしています。 第12回サイエンスクラブを実施しました
令和4年12月10日(土)に大阪公立大学において、IRIS(大阪公立大学理系女子大学院生チーム)の4人による科学実験とワークショップがありました。
まず、「未来の博士」育成ラボ生(中学生、高校生)と一緒に4つのグループに分かれて科学実験を行いました。各グループが4つの実験(1.バナナのDNA抽出実験2.植物の色素抽出実験3.肺、横隔膜のモデル実験4.表面張力、浮力の実験)をローテーションで体験しました。バナナのDNA抽出実験では、実際にDNAを抽出することができ、生命の神秘にふれることができました。肺・横隔膜のモデル実験では、PETボトルと風船で肺のモデルづくりを行いました。呼吸の際、肺が広がるイメージをもつことができました。実際に自分の手を動かして作業することで、学びがさらに深まりました。 次に、サイエンスクラブ生や「未来の博士」育成ラボ生の質問にIRISが答えるワークショップがありました。大学生活の楽しさや、院生として研究に打ち込むことの難しさ、魅力などの生の声を聞くことができました。普段、なかなか接することができない研究の世界を身近なものに感じることができました。 様々な実験を通して、IRISのメンバーからたくさんのことを学ぶことができました。 このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。 2022年度関西大学との地域連携事業 幼児の運動能力を高める運動遊び研修会「保護者と子ども対象の講習会」
令和4年12月10日(土曜)、堺市と関西大学の地域連携事業として、西区のしあわせの丘こども園の皆さん(4歳児の親子対象)と講習会を開催しました。大阪国際大学短期大学部幼児保育学科の玉井久実代准教授から、親子で体力アップにつながる楽しい運動遊びの紹介があり、とても温かい雰囲気のなか、親子でコミュニケーションをとりながら楽しく体を動かし、縄跳びを使った遊びや参加者のみんなでつくる遊びをして、多様な動きの獲得につながる運動遊びについて知ることができました。
講習会中、子どもたちは、忍者になったり、何かをイメージしたりしながら遊びましたが、子どもたちの「楽しい、もっとしたい」の気持ちを膨らませながら、用具や場、かかわり方、言葉がけを工夫することで動きのレパートリーも増え、子どもの運動能力の向上につながることを学びました。 普段は経験しない動きを取り上げるなどの工夫により、子どもたちの生活や遊びのなかで自然に体づくりをすることができます。体の基本的な動きをバランスよく総合的に身に付けることができるよう取り組んでみてください。 小学校理科スタンダード研修3
令和4年12月7日(水)、ソフィア・堺4階実験室において、今年度3回目の小学校理科スタンダード研修を行いました。
まず、二学期の理科の授業の成果と課題について学年グループ内討議を行いました。短時間ではありましたが、活発な意見交流ができました。 次に、堺版授業スタンダード小理を軸とした理科授業を充実させるポイントについて説明しました。 また、理科授業でICT端末を有効に活用するための方法例も紹介しました。思考ツール、Xチャート、画像合成などを実際に体験してもらいました。 最後に、各学年の3学期単元について効果的な指導の在り方を考えました。 参加者からは、「他の学校の先生方と交流することができたので,とても参考になりました。また,授業づくりを指導主事の先生方とできたことも非常に有益でした。」「子どもたちの興味・関心を最大限に引き出せるような手立てを教えてもらいました。子どもたちから『楽しい、ふしぎ、わかった』の声を出さられるようにしたいです。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 |
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