最新更新日:2024/09/30 | |
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危機対応研修を実施しました
平成30年8月6日(月)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、九州産業大学 窪田 由紀 教授を講師にお迎えして、危機対応研修を行いました。
本研修は、子どもの自殺予防についての知識や見識を深めるとともに、自殺予防のための校内体制のあり方や、万が一の時の対応において気を付けなければいけないことについて学ぶことを目的に実施しています。 研修では、子どもの自殺の実態をデータから読み解き、自殺の危険因子や自殺直前のサインについて学びました。また、自傷や自殺未遂後、事後対応のポイントや他の自治体での取組について知りました。 受講者からは「自殺予防において、教師だけの気づきではなく、子ども同士のつながりが有効であることが分かりました。」、「日頃子どもに『助けを求めなさい』と言っているが、その前に助けを求められるような環境作りを心がけていきたいと思った。」等の感想がありました。 アンガーマネジメント研修を実施しました
平成30年8月3日(金)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、稲田 尚子 臨床心理士を講師にお迎えして、アンガーマネジメント研修を行いました。
本研修は、感情のメカニズムを知り、「怒り」の適切な表し方やコントロールの方法について学び、学校園での指導に活かすことを目的に実施しています。 研修では、「怒り」という感情について理論的に学んだ後、怒りをコントロールする技法を体験しました。また、アンガーマネジメント・プログラムである「いかりやわらかレッスン」の紹介もあり、実践につながる学びが得られました。 受講者からは「怒りを感じた時の対処法や、リラックスをする方法を知っておくだけで、怒りの気持ちをコントロールしやすくなることがわかりました。」、「怒りのコントロールだけでなく、ほかの感情も多く言葉で表せるように子どもを育ててあげたいと思いました。」等の感想がありました。 子ども理解研修を実施しました
平成30年8月3日(金)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、和歌山大学 米澤 好史 教授を講師にお迎えして、子ども理解研修を実施しました。
本研修は、愛着障害・愛着について課題のある子どもへの理解を深め、学級や学校園の中で取り組むことができる適切な支援方法について学ぶことを目的としています。 研修では、愛着形成の3つの機能や愛着障害について誤解されやすいポイントについて学んだ後、愛着障害と混同されがちな発達障害との違いについて学びました。 受講者からは「とてもわかりやすい内容で、実際に関わっている子どものことが次々と浮かびました。あの時のこの行動はこういうことだったのかと納得することができました。」「今まで理解してきたことが違っていたことに気づき、また、新たに確認をすることもできました。2学期に生かしていきたいです。」等の感想がありました。 心理尺度活用研修を実施しました
平成30年8月2日(木)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、広島大学 米沢 崇 准教授を講師にお迎えして、心理尺度活用研修を実施しました。
本研修は、学校園や学級において、子ども理解の1つのツールとして活用することができる心理尺度について、実践する際の基本的な考え方や技術の習得をめざして実施しています。 研修では、学校適応感尺度「アセス」について理論を学んだ後、実際に結果の事例を見て、どのような学級、あるいは児童生徒なのか考えるというワークを行いました。 受講者からは「今までこのようなアンケートのデータを分析するなどのことに意識を向けていなかったので、大変勉強になりました。」「アセスメント結果の読み取り方法の理解が深まりました。」等、たくさんの感想がありました。 教育相談事例研修(1)を実施しました
平成30年8月2日(木)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、久保 幾史 臨床心理士を講師にお迎えして、教育相談事例研修(1)を実施しました。
本研修は、不登校や発達などの子どもの抱える諸課題について、適切な支援方法を知り、指導効果を高めるために、事例を通して理解と対応を学び、実践的な指導力を身に付けることをめざして実施しています。 研修では、「罪を憎んで人を憎まず」ということばをテーマに、「問題」を本人や関係者から切り離して、本人や関係者が対処法を発見できるように援助する方法である「外在化」について学びました。 受講者からは、「何か方法はないかと思っていたので、今日の内容はすぐにでも活用したいと思いました。」や「『外在化』することで、客観的に問題を見ることができ、いろいろな気づきがあると感じました。」等、たくさんの感想がありました。 学校教育相談研修を実施しました
平成30年8月1日(水)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、常磐会学園大学 佐谷 力 教授を講師にお迎えして、学校教育相談研修を実施しました。
本研修は、子どもや保護者との信頼関係を深めるための学校教育相談に必要な技能の基本や実践方法の習得を図ることをめざして実施しています。 研修では、カウンセリングの考え方が有効な場面について学び、かかわりの基本である「うなずき」「くりかえし」「共感」「受容」について理解を深めました。また、保護者からの相談を受ける場面のロールプレイをペアで行いました。お互いにどのように感じたかフィードバックも行い、実践的に学ぶことができました。 受講者からは、「ワークを通して普段の考え方などを振り返るよい機会になりました。」「明日から本研修で学んだことを生かしていきたいと思いました。」等の感想がありました。 ABA(応用行動分析)活用研修を実施しました
平成30年8月1日(水)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、近畿大学 大対 香奈子 准教授を講師にお迎えして、ABA(応用行動分析)活用研修を実施しました。
本研修は、指導に従わない、級友とトラブルになる等、気になる行動の多い子どもに対してABA(応用行動分析)を活用し、問題行動への対処に必要な基本的な考え方や技術を習得することを目的に実施しています。 研修では、まずABAの基本的な考え方について学び、実際に模擬映像を見て、「問題行動」を具体的に記述したり、当該児童への支援を各グループで考えたりしました。 受講者からは、「適切な行動への注目を増やしたいと思いました。」や「これからすぐに活かせる内容で、子どもの行動を観察していきたいと思いました。」など、たくさんの感想がありました。 「人権教育研修](第2回)
平成30年7月25日(水)ソフィア・堺ホールにおいて、「人権教育研修(第2回)子どもたちを取り巻く『性暴力』の危険性について 〜すべての子どもたちの安全と安心のために知っておくべきこと〜」を実施しました。
長崎県立大学より李 節子教授にお越しいただき、性的健康・性的人格権、ジェンダーと暴力、性暴力、性暴力と子どもの性的搾取等についてお話しいただきました。 受講者からは「人間のもつ本来の権利を考えさせられる研修でした。」「ジェンダー平等の社会の実現のためには社会人の一人として、学校教員としてはっきりとした責任があると感じました。」「自分がこれまで生きてきた中で、足りなかった知識が得られ、これからの生き方に生かしていきたいと思いました。」等の感想がありました。 「幼児教育研修」(第2回)
平成30年8月1日(水)ソフィア・堺 研修室3において、「幼児教育研修」(第2回)を実施しました。
常磐会学園大学より、山崎 徳子准教授にお越しいただき、研修を行いました。 前半は、「発達障害のある子どもの安心感」と題して事例を基に話していただきました。 子どものこころの育ちは、人とのかかわりの中で育っていくこと、「自己」と「他者」が生まれ安心感を手に入れる過程など詳しく話していただきました。 後半は、応用編でグループワークを行いました。事例を使って子どもの心の育ちを考えました。子どものとらえ方、大切にしたいこと、手だてを話し合いました。最後は、各グループが発表しご講評をいただきました。 受講者からは、「それぞれの子どもの心の育ちをみて支援していきたいと思います。」「事例を用いながらとても分かりやすく教えていただきました。一人ひとりの幼児の思いに寄り添い関わっていけたらと思います。」等の感想がありました。 「幼児教育研修」(第1回)
平成30年7月24日(火)ソフィア・堺 研修室3において、「幼児教育研修」(第1回)を実施しました。
常磐会短期大学より、ト田 真一郎教授にお越しいただき、研修を行いました。 前半は、幼稚園教育要領・保育要領等の改訂のポイントや幼児教育におけるカリキュラム・マネジメントについて話していただきました。 後半は、保育課題を明確にして「ねらい」を検討するための4つの視点についてグループワークを行いました。グループワークでは、ト田教授の助言をいただきながら進められ、いろいろな課題について具体的に学ぶことができました。 受講者からは、「グループワークが特に学びになりました。始めに講師の先生から直接お話を聞けたからより深まったと思います。」「具体的な事例から考えることができ、わかりやすかったです。子どもの背景を受け止め、その子自身が自信をもって生きていけるような居場所作りを心がけようと思いました。」等の感想がありました。 堺科学教育フェスタ 大阪府立大学理学系研究科「フレミングの左手の法則」として知られている、電流が磁界から力を受ける現象実験をいろいろ行いました。(1)フェライト磁石を並べ、その上に二本のレールを置き、レールをまたいで金属管を載せて電流を流すと金属管が力を受けて動いていきます。(2)銅線をバネ状にくるくる巻いて作ったコイルの中に、両極に小さな磁石をつけた電池を入れると、電池がまるで生き物のように管の中を走り抜けていきます。(3)磁石をつけた電池に、銅線をひっかけると回りだす簡単なモータを展示しています。 このように物理現象を身近に感じながら実際に体験することで、科学の見方・考え方を学ぶことができました。 堺科学教育フェスタ 西日本電信電話(株)・スタープログラミングスクールワークショップでは、「不思議な光るボール(ロボティックボール)」をプログラミングし、7方向からコース上を転がし、1か所に集合させるチャレンジをしました。また、小型デスクトップ型ロボット「Sota」もサブ講師として登場し、説明を行いました。 新しい学習指導要領に明記される「プログラミング」について子どもたちにとても興味を持たせるワークショップでした。 堺科学教育フェスタ 株式会社アクアテイメント後ろから光が当たる専用ケースの中に入った透明骨格標本に、来場した子どもたちは興味津々、普段は見ることのない骨の標本に、びっくりしていました。 堺科学教育フェスタ 「恐竜くん」によるトークショーティラノサウルスは、ひとかみで車をペシャンコにできる「かむ力」があったことや、映画では1匹逃げただけで大騒ぎだったが、これが普通にいたこと、羽毛があったのか、なかったのか?今正しいとされているティラノサウルスの姿は?など、恐竜に関する最新の知識や「えっ!?」と考えてしまうクイズなど、軽妙なトークに惹きこまれました。恐竜の生き残りが今も身のまわりにいることを知って、参加した子どもたちも驚いていました。 ソフィア・堺の建物の中には、今でも「恐竜くん」デザインのイラストポスターが飾られています。 小学校理科指導力向上研修
平成30年7月26日(木)、堺市教育センターにおいて、小学校理科指導力向上修を実施しました。研修の主題は、「児童の理科学力の向上を図る授業の在り方を考える」、副題は、「理科教育の不易と流行」です。
研修会の前半では、4月に行われた全国学力学習状況調査(小学校理科)の問題を解き、問題の特徴や傾向から、これからの社会で活きてはたらく理科学力の質、「深い学び」の必然性、そのための指導の在り方について考えました。 後半では、新しい小学校学習指導要領(理科)について改訂の意味や意義について考えた後、5年「電磁石のはたらき」における実験を通して、具体的な問題解決活動の各ステップの指導の在り方を考えました。 受講者からは、「理科という教科の楽しさ、おもしろさを改めて感じました。実験を通して深い学びにつなげたいと思います。」「各学年の理科の指導で要点を置くポイントが分かりました。学校に持ち帰って周知を図りたい。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 |
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