卒業式 ~ 御 礼 ~
- 公開日
- 2026/03/13
- 更新日
- 2026/03/13
お知らせ・活動風景
本日,晴美台中学校 第54回卒業証書授与式を挙行いたしました。
早朝よりご臨席を賜りました来賓のみなさま。また,寒い中,お待ちいただきました保護者のみなさまありがとうございました。
巣立ちを迎えた54期生を見て頼もしくもあり,寂しくもあり,いろいろな思いが式中,胸をよぎりました。
私たち教職員にできることは,未来を生きる54期生のこれからの活躍を信じ,笑顔で送り出すことです。
複雑で多様で先が見えない社会だからこそ,54期生のみなさんが光り輝く場面が必ずあります。
どうか自分なりの幸せを見つけ光り輝いてください。
また会いましょう。
~~~~式 辞~~~~
冬の寒さが残る中,春の兆しを感じる今日のこの良き日に堺市立晴美台中学校第54回卒業証書授与式を晴れやかに挙行できますこと,教職員一同この上なく喜びを感じております。
本日 早朝よりお越しいただきました来賓の皆様、ご多用の中、本校卒業式にご臨席を賜り、高いところからでございますが深く感謝申し上げます。
これまでお子様の成長を温かく見守り,支えてこられた保護者の皆さま。本日は誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
これをもって君たちは中学校3カ年の課程,および9年間の義務教育が修了いたしました。
そして今日、皆さんはこの中学校を巣立っていきます。
巣立ちを迎えて君たちに少し話をさせてください。
3年前、皆さんがこの晴美台中学校に入学してきた日、
君たちはどのような気持ちを抱いていたでしょうか。
少し大きな制服を着て、
新しい教室、新しい友達、新しい先生。
期待と不安を胸に、校門をくぐった日から3年という時間が流れました。
この3年間,
授業で頭を悩ませたこと。
部活動で仲間と汗を流したこと。
体育大会で声が枯れるほど応援したこと。
文化活動発表会で一つのものをみんなで作り上げたこと
そして何より、友達と笑い合った何気ない日々。
その一つひとつの時間が、皆さんを大きく成長させました。
大きく成長した君たちは,
卒業生として今日担任の先生から,一人ひとり名前を呼ばれました。
担任の先生は
君たちの表情を見ながら、
君たちのこれまでの中学校での歩みを思い出しながら、
君たちとの別れを惜しみながら
名前を呼びました。
ただ、名前を読み上げていたわけではありません。
晴美台中学校から巣立つ君たちに、
心の中で、
「がんばれ」 「がんばれ」 「がんばれ」と,
声にならない思いを込めて,
ただただ大切な君たちに向けて
最後の思いを届けました。
君たちがいま,生きているこの社会はインターネットやSNSなどが発達し,
人と人とが向き合って,つながって生きていくことが希薄になった時代だと言われています。
このような社会の中でも,私たちは,誰かを思い,いたわり,寄り添い,生きていくことを大切にしなければなりません。
君たちのまわりには、君たちが気付いていないかもしれませんが、
いつも君たちに声にならない「思い」を送り続けている人がいます。
本当に大切なものは目に見えないのかもしれません。
だからこそ,人の「思い」を大切にできる人になってください。
これから君たちが生きていく未来は、「VUCAの時代」とも呼ばれ、
変化が激しく多様で複雑で,
何ひとつ見えない未来を生きていくことになります。
その未来では,最初から用意された正解はありません。
どの道を選ぶのか。
どんな夢を持つのか。
どんな人になっていくのか。
その答えは、人それぞれ違います。
何ひとつ見えない未来を生きるからこそ,予測できない様々なことが起きるでしょう。
喜びがあふれて,止まらない夜もあれば
悔しさが滲んで
心に傷を負うこともあるでしょう
けれども,どんなことがあっても,
君たちは自分の人生を歩んでいかなければならないのです。
君たちに伝えたいことは、
自分で考え、自分の道を選び、自分の人生を歩き続けるということです。
卒業のこの日を迎えて少し油断している君たちに
最後に宿題を出したいと思います。
最後の課題は,
「自分なりの幸せを見つけること。」
誰かに流されることなく,
誰かと比べることなく,
誰かを傷つけることなく,
自分らしい,自分なりの幸せの意味を考え,生きてください。
ただ,まっすぐに
前を向いて,
自分の歩幅で歩みを進めてください。
これから先出会う,もしかしたもう出会っているかもしれない,
君たちが心の底から大切だと思う人と答え合わせをしてください。
皆さんの未来が、希望と笑顔に満ちたものであることを心から願い、式辞といたします。
がんばれ!
令和8年3月13日
堺市立晴美台中学校
校長 品川 隆一