【2年生】「新しい生活様式」に慣れるために
- 公開日
- 2020/06/16
- 更新日
- 2020/06/16
2年生
学校が本格再開され、徐々に生活リズムを取り戻している2年生です。
この写真は、4限終了後の様子です。
昼食前に手を洗いに行くのですが、昨年度過ごした4棟にはトイレ・手洗い場と、各2か所ずつ、蛇口も10数個あったのですが、今年度から生活する新棟・3棟には、トイレが1か所、蛇口も男女ごとにたった2か所しかありません。(1つの蛇口を、40人が並んで使うということになります)
校舎の構造上仕方のないことですが、これで「全員食事前には必ず手を洗う!」「生活の中で密集しない!」などということは、極めて難しいことです。
昨日の昼食時には、みんなが一斉に手洗いに行ったため、スムーズに昼食をスタートできないばかりか、「密」状態になりました。そのため、急きょ今日から、クラスで曜日ごとに使える手洗いを指定することにしました。
しかし、2年生は1〜4組が4階で生活しています。昼食前に、1階まで降りてもらうということは、非常に申し訳なかったのですが、現段階で手段はこれしかありません。1階にある水道をフル活用して、昼食をスムーズにスタートさせる・3密状態を防ぐことに取り組みました。
でも、みんなは嫌がる顔一つせず、4階から1階まで降りてきて、手を洗って走って教室へ戻ってくれていました。その様子を見ていて、何とも言えないホットな気持ちになりました。
「今、わたしたちにできること」をするしかないのですが、もうしばらく、みんなにはあらゆる場面で協力してもらうことが必要です。その、「優しい心」が垣間見えた昼休みの一瞬でした。