堺市立深井中央中学校

学力アップ16の心得

公開日
2021/09/01
更新日
2021/08/31

お知らせ

【9月:あいさつを続けると自信が高まる】

 あいさつはコミュニケーションの第一歩です。世界中の人びとが行っています。家族、友だち、先生、近所の人などへのあいさつはできていますか。「おはよう」、「こんにちは」、「こんばんは」、「行ってきます」、「ただいま」、「いただきます」、「ごちそうさま」、「ありがとう」、「ごめんささい」など、様々なあいさつがあります。たかがあいさつと軽く考えて、勝手に省略していませんか。
 人との関わりの中で、印象は見た目だけではなく、あいさつも大きな影響を持ちます。あいさつをしてくれる人と、あいさつをしてくれない人、どちらの方が印象がいいですか。あいさつには、「私はあなたの敵ではありませんよ。」という気もちを相手に示す効果があり、社会生活に欠かせない礼儀といえます。お互いを受け入れるために、まずあいさつを交わし、そこから会話が始まり、意見を交換し、交流が深まる中で、信頼関係が生まれてくるといえます。
 あいさつを毎日きちんと行っている子どもは、まず、第一印象が良く、人との関わりがスムーズにできる力が自然に育ちます。あいさつは相手とのコミュニケーションの「きっかけ」を作るとても大切なものです。この「きっかけ」を大切にすることが、人とのコミュニケーションをとる力を大きく育てると言っても過言ではないでしょう。できれば、ことばだけでなく、「顔を見て」、「笑顔で」あいさつできれば、さらにいいですね。
 また、学習においても、あいさつをする児童生徒ほど正答率が高いという調査結果もあります。人間関係づくりの基本としてあいさつができるという習慣が、よりよい人間関係をつくり、学力向上にもよい影響を及ぼすと考えられます。もちろん、あいさつは、学力を上げるためにするのではありませんが、心を育てる非常に大切なものなのです。苦手な人もいるかもしれませんが、最初はできる範囲で構いません。少し勇気を出してやってみましょう。