堺市立深井中央中学校

1年生 「道徳」 〜ガラス割ったん誰や〜

公開日
2021/06/03
更新日
2021/06/03

一年

本日6限目、1年生は「道徳」の授業を行いました。

1年生では、学年の教師8名でローテーションを組み、8人全員が順番に4クラス全てを担当するように「道徳」授業を行っています。

本日は、「歩く道徳」の異名をもつ学年主任が、満を持して1組の授業を担当しました。
教育実習生や授業が空いている教師が何人も見学に訪れ、教室の中は大盛況となりました。

本日のテーマは、

    「自分の行動に責任をもつ」

日常生活ではよく聞くフレーズですが、その意味をつきつめて考える機会は少なく、非常に深い言葉です。
深い言葉がゆえ、色々な考え方があり、多くの意見が分かれる言葉でもあります。

教材として、「ガラスを割ったん誰や〜!」というサブタイトルから、

・自分の行動に責任をもつとはどういうことなのか
・どのように行動することなのか

などを考え、みんなで意見を共有していく授業形態で授業が進んでいきました。
授業を担当した主任からは「道徳は生徒の意見を可能な限り引き出し、答えを決めずに進めるもんだぜ」と伝えられていました。

本日の授業でも、40人ものクラスの生徒たちが、次々と自分の思いや気持ちを発言し、その出てきた意見に対して再び意見する。
そして、発言したい生徒の挙手の嵐が永遠に続く…。
まさに、「意見の玉手箱や〜」状態でした。

    「自分の行動に責任をもつ」

大人でも難しいこのようなテーマに、真剣に取り組み、全力で考えようとする生徒達の姿を見ていると、
あの子たちの素晴らしい将来性を、感じざるを得ません。

本日の授業から、1つでも成長の糧となるきっかけを見つけてほしいと、心から願っています。


写真
 ・「ガラス割ったん誰や〜」の質問に挙手する生徒の様子