■天下分け目の天王山って、何?
- 公開日
- 2024/08/20
- 更新日
- 2024/08/20
学校
3年生にとって夏休みは「受験の天王山(てんのうざん)」です。と、下の記事でお話しましたが、「天王山」って何?とおもっている人もいると思うので、少し解説します。
天王山(てんのうざん)は、大阪と京都の間にある実在する山の名前です。今でも、そのふもとには「天王山トンネル」という名神高速のトンネルがあります。
その山は「天下分け目の天王山」と言われています。なぜか?それは織田信長・明智光秀・豊臣秀吉の時代にさかのぼります。
1582年に織田信長が京都の本能寺で、明智光秀によって殺害されたのは知っていると思います。
では、織田信長にとって代わって天下を手中にしたのは明智光秀かというとそうでなないですね。豊臣秀吉が天下統一を果たしました。つまり、明智はその後すぐに豊臣に殺害されて負けてしまったのです。
その明智VS豊臣の戦場になったのが、この天王山です。つまりは、大きな節目にあたる時期をさすときに「天王山」や、という言葉を使います。簡単に言えば、そんな感じです。
詳しく知りたい人は、調べてみるのもいいでしょう。明智光秀の「三日天下」や豊臣秀吉の「備中大返し」などのエピソードなども面白いです。