物には重さがある。当たり前のことのようですが，子どもたちはそこまで意識をして見えない重さを見ていません。今までは見える指標で物を比べていましたが，どうすると見えない「重さ」を見える化できるかを考えていきます。身の回りには重さの表示がありますが，体重も身体測定で測っていますが，感覚的な理解です。上皿天秤で2つのものの直接比較をしています。重さを比べてチャンピオンを決める冒頭の活動では先生も一緒に喜びながら進めています。子どもたちは「上皿天秤」を預かって，身の回りの物を比べます。「ティッシュ」をのせると，片方の皿が沈み，「重いんや…」とティッシュにも重さがあることを実感。重いものをのせないで…壊れませんように…と思う大人の思いもあり，ヒヤヒヤ。実体験はやはり貴重な経験となります。授業後の振り返りでは，前のページを見ながらどうかこうか考える子どももいました。今日の学びを改めて振り返ることを重ねていくことが大切です。今後は，「数値化」の発想がどのように生まれていくか楽しみです。教えるのではなく，発想をうみだすことできるかな・・・。