校歌をみんなで歌った後、校長先生から以下のような話がありました。顔をあげて、目を合わせて、しっかりお話を聞くことができていました。

＜校長先生のお話＞
今日は修了式です。その学年の最後の日に行う、1年間の学習活動が終わりました、よく頑張りましたねという式です。朝、校門に立っていると、今週は先週までとは全く違った顔つきの人がたくさんいました。それは、6年生のお兄さんお姉さんが卒業して、みんな1つ学年が上がるんだ、というきりっとした顔つきになっている人もいました。とっても頼もしいなあと思っています。

さて、今年は、いろいろな学校行事が復活したり、マスクの着用が自由になったりといろいろなことが元に戻った１年でした。みんなで集まって何かをすることも自由にできるようになりました。みんなはどんなことが心に残っていますか。1年間をふりかえって、大きく３つのうれしかったこと、楽しかったことについてお話します。

１つめに、みんなで集まって、何かをするってやっぱり楽しいなということです。特に心に残っているのが、「おべんとう食べよう会」です。遠足が延期になって、みんなでクイズをしましたね。初めてみんなで集まって遊びましたね。この間のお別れ会もとても楽しかったですね。

２つは、「うまくなりたい！」「できるようになりたい！」とあきらめず頑張るみんなの姿です。特に心に残っているのは、水泳の学習です。少しでも長い距離を泳げるようになるために、先生の話をよく聞いて、何度も何度も粘り強く列に並んで泳いでいました。かけ算九九強化月間で何度も校長室に来てくれていた人の頑張りもうれしいものでした。

最後の1つ、3つめは、1つめと2つめを合わせた「みんな一緒にうまくなる、できるようになる」ために頑張った、体育参観です。暑い中、ダンスは何度も何度も練習しましたね。6年生のお別れの準備もそうです。たくさんの人で一緒に頑張って心を合わせて、うまくいったときは、最高にうれしくて気持ちいいですね。

そんな、がんばったみなさんに、先生は大きな大きなはなまるをあげたいです。そして、校長先生と一緒に楽しい思い出を作ってくれたみんな、ありがとう。みんなはしっかり頑張りました。でも、もしかすると、これもうちょっと頑張れたかな。もっとできることがある！という人は、春休み中にしっかり考えてください。そして、4月にまた元気な姿で学校に登校してください。

いつも学期の最後に校長先生がお話している「危ないことに巻き込まれない」で、4月8日月曜日、元気に登校してください。