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堺市立宮園小学校

全校集会

公開日
2025/07/07
更新日
2025/07/07

学校紹介

全校集会がありました。みんなで校歌を歌った後、校長先生からは以下のようなお話がありました。

<校長先生のお話>

7月になり、日中の最高気温が30度を超える日が続いてきます。水分もこまめにとって、熱中症に気をつけましょう。2つお話がします。1つめは、6年生についてです。先週木曜日、金曜日は6年生と一緒に修学旅行に行ってきました。校長先生もとっても、これまで付き添った中でも、一番といっていいほど、いい時間を過ごすことができました。修学旅行のルール、公共の場所でのマナーを当たり前に守ることはもちろん、しんどくなった友だちや、乗り物が苦手な友だちのことも心配して、みんなが納得できるように、声をかけ、話し合って、行動していました。自分だけが「楽しい」と思える時間にすることは簡単です。我儘を言って、無理を言って、周りにいる人に迷惑かけて・・・でもそれはその人だけの楽しさ。周りの人を犠牲にしたうえでの楽しさなので、本当の楽しさではありません。みんなを気遣える6年生のステキな姿をまだまだ学校でも見せてくれることを期待しています。



2つめです。今週は平和週間です。平和の反対の意味の言葉は何だか知っていますか。戦争です。戦争って、どんなことが起こるのでしょうか。最近では、イランとイスラエルが攻撃し合っています。ウクライナとロシアとの戦争は、3年以上たっています。ニュースで取り上げられているので、見たことのある人も多いと思います。日本でも、1945年の8月まで、10年以上外国と戦争をしていました。約80年前です。この堺市でも、たった1晩で1,800人以上の方の命が失われてしまったこともあります。戦争は、私たちの生活を脅かすものです。自分の命、家族の命、友だちの命・・・が、明日どうなってしまうかわからない、もっというと1時間後、どうなっているかもわからない。今当たり前のように、戦争のない世の中ですが、当たり前ではなかった時代が、日本にもあったということ、つらく厳しい時代があって、今の私たちの生活があるのだということを心にとめておいてほしいです。少し難しいお話をしましたが、とても大切なことです。夏は、その戦争のために、先ほどお話した堺でたくさんの命が失われたのも7月10日、他にも原子爆弾か゛投下されるなどたくさんの被害があり、戦争が終わった季節でもあります。戦争についてテレビや新聞で取り上げられることが多い季節です。平和週間では、各クラスでも平和について、考える機会があると思いますので、みんなが平和な生活を過ごすために、どんなことが大切なのかを、考えてみてください。「みんなが」というのが2つのお話のキーワードです。さぁ、1学期もあと2週間、今週もしっかりと過ごしましょう。