4−5 図工
- 公開日
- 2023/10/13
- 更新日
- 2023/10/13
4年生
今日は、4時間目に運動会の絵を書きました。
自分の姿の絵を書くことに抵抗があり、授業前から「先生!運動会の絵書くのやめへん!?」、授業中には「え〜、書くの嫌やわー。むずい。」と言い、やる気がとても下がっている状態でのスタートでした。どうしてそこまで苦手意識があるのかを考えた時に、「写真と完璧に似せないといけない。」という感覚を持っているのではないかと考えました。そこで、子どもたちに「完璧に書くというより、一つ二つぐらい自分の特徴を入れるぐらいの気持ちでやってみたら。」と声をかけると、少し気持ちが和らいだのか、鉛筆を動かす手の動きが少し速くなっていました。また、書いてきた絵に対して「人中心ほめ」や「おざなりほめ」ではなく、過程に焦点を当てる「プロセスほめ」を行うと、自分の行動は認められている、先生のために頑張って書こうという気持ちになり、写真をじっくりと見てとても集中して書いていました。
大人でもそうですが、頑張っていること・頑張ったことに対して、具体的に指摘されたり、過程をきちんと見られていて褒められたりすると、とても嬉しく感じると思います。付きっ切りで毎日見れるとは限らないですが、できる限り過程をしっかりと見て具体的に褒め、自己肯定感を高めていこうと思います。