６年生の算数「円の面積」の授業で見つけました。ラグビーボール型の面積の求め方を考える学習ですが，全員が理解するのはとても難しい問題です。
　もちろん，全員自力解決できるような手立てを用意するのが理想ですが，なかなかそうはいきません。大切なのは，友だちの考えを聞いたときに，それが理解できるかどうかです。そこで，考え方が視覚的に理解できるように，あらかじめ子どもたちの考えを予想し，それを順番に示せるようにさまざまな図形を用意していました。子どもたちは，それを見て，「あぁ！！」「そうか！！」「わかった！！」と声をあげていました。「見てわかる」ってやはり大切ですね。