堺市立神石小学校

セミの羽化が見れた!

公開日
2023/07/14
更新日
2023/07/14

取り組み

 今朝、登校時に子どもがセミが羽化する直前の幼虫を見つけて木にとめてくれました。すると、その後すぐに羽化が始まりました。めったに見ることができないので、みなさんにお知らせするとたくさんの子どもたちが観察していました。
 セミは夏の間に枯れ木などに卵を産み付けますが、1年近く孵化せず、翌年初夏に孵化した幼虫は、地上に降りると土を掘って潜ります。実際に土の中で7年も過ごすセミは日本にはおらず、ツクツクボウシで2年、アブラゼミで4年、クマゼミで5年くらいのようです。最近の研究では、成虫寿命は10日から長いもので1ヶ月ほど生きるそうです。セミが幼虫として過ごす期間は成虫よりもずっと長く、その間は土の中で過ごし、成虫になることができるのは地中にいる幼虫のうちのごく一部です。