堺市立英彰小学校

赤十字について

公開日
2024/02/05
更新日
2024/02/05

校長室

 1月27日に「堺市青少年赤十字のつどい」という集まりがあり、堺市の小学校7〜8校の児童会の人たちが参加しました。英彰小学校からも児童会役員さんたちが参加しました。
 「赤十字」は、スイス人のアンリー・デュナンという人が、敵味方の区別なく戦争で負傷した人を手当てするためにつくった組織です。ちなみに赤十字のマークは、アンリー・デュナンの祖国スイスの国旗(赤地に白十字)の配色を逆にした白地に赤十字です。現在も赤十字社は、病気で困っている人のために献血事業をしたり、災害があれば被災地の支援をしたりしています。1月に発生した能登半島地震の被災地でも支援活動を行っています。
 青少年赤十字は、昔ヨーロッパで第一次世界大戦が起こった時に、アメリカやカナダ、オーストラリアの子どもたちが自分たちでなにかできないだろうかと考え、学校の先生と相談して、ヨーロッパの子どもたちのために、自分たちの書いた作文や絵、そして学用品などを買うためのお金を集めて赤十字社に送り、それが戦争で困っている子どもたちに届けられて、とても喜ばれたそうです。この活動がきっかけとなり、赤十字社の中に青少年赤十字が作られることになったということです。
 堺市では、全小学校が青少年赤十字に加盟していて、募金活動などに参加しています。