堺市立英彰小学校

いのちの大切さ

公開日
2026/01/26
更新日
2026/01/26

校長室

 先週は、阪神淡路大震災の話題ということで命に関する話でしたが、今日も命の大切さについて考えてもらおうと思います。

 今から25年前の2001年1月26日、東京のJR山手線新大久保駅という電車の駅で、お酒に酔った人がホームから線路に転落し、その人を助けようとした日本人のカメラマンと韓国人の留学生が線路に飛び降りました。しかし、助け出す前に電車が来てしまい3人ともその電車にはねられ亡くなってしまうという事故がありました。2人の勇気ある行動をとった人は線路に落ちた人を助けようと思い、とっさに飛び降りたのでしょう。この行動はとても尊いもので立派な心を持っていたと言えます。しかし、この勇気ある2人は、他人の命を救うために自分の命を失うという結果になってしまいました。私がこのニュースを知った時、自分がもしその場にいたとしたら、2人のような行動ができたのだろうかと考えました。目の前に救わなければならない命がある、でも自分の命も大事です。答えは出ません…。皆さんならどうでしょうか。助けようとした2人の行動が正しかったのか間違っていたのか、これはどちらか一つには決められないむずかしい問題だと思います。命を救いたいというその気持ちは100点満点だと思います。しかし、その方法が危険すぎたのかもしれません。駅員さんに知らせる、非常ボタンを押すなどもう少し安全な方法があればよかったのかもしれません。

 私たちも似たような出来事に出会ったら、思いやりとやさしさの気持ちは忘れずに、しかし落ち着いて安全な方法を考えるということが大事だと思います。今日はとてもむずかしい問題について皆さんに考えてもらいました。

 25年前、2人のすばらしい人物がとった勇気ある行動に敬意を表すとともに心からご冥福をお祈りします。