昨日、校内夏期研修として、教育委員会より安全指導員の方に来ていただいて不審者対応訓練を行いました。まず前半は、体育館でサスマタの使って、不審者を取り押さえる訓練をしました。不審者役は、昨年度に続いて今年も山西先生でした。
　後半は、授業中に刃物を持った不審者が教室に侵入してきたときの対応訓練でした。訓練であっても実際に起こった時のことを考えると、とても興奮しドキドキしました。写真は、前半のサスマタを使って不審者の取り押さえ方の指導を受けている様子です。

　夏休みの特別水泳・２日めの様子です。今日２日目の特別水泳には、１１名の参加がありました。子ども１人か２人に先生が１人指導について、バタ足の基本形や息継ぎ、クロールの手の掻き方をそれぞれ練習しました。
　練習の最後は、練習の成果を試す泳力テストです。今日の練習でどれだけ泳げるようになったかを確かめます。その結果、今日初めて２５メートルを泳げるようになった子や何と５０メートル泳げるようになった子がいました。その子はもちろんのこと、指導にかかわった先生たちも大喜びです。みんな記録を伸ばすことができ、大きな自信がついたと思います。この２日間、本当によくがんばったね！

　堺ブロック・スポーツ大会のホートボールＣブロックの１回戦を勝ち上がった少林寺は、２回戦で新湊と対戦しました。この試合に勝つとＣブロックの決勝戦に進むことができます。試合前にコートに並んだ時、新湊チームは大きな子が多いなと思いました。少林寺は、６年生が１人なので、その差が体格差に表れていたのかもしれません。第１セット、第２セットまでは、接戦で互いに譲らない試合でした。しかし、第３セット以降、後半に入って次第に相手チームのロングシュートが入るようになって差が少しずつ開き始めました。結局、３８対４６で少林寺は新湊に惜しくも敗れてしまいました。
　試合後、チームの子どもたちは、負けた悔しさで全員が泣きじゃくっていました。それは、この試合に備えて力いっぱい練習に打ち込んできたからこそ味わう悔し涙だったと思います。負けたショックは大きかったかもしれませんが、悔し涙が出るほど物事に真剣に打ち込む経験はそんなに多くはありません。きっと、子どもたちは、単に勝ち負けだけではない貴重な経験をしたのではないかと思います。
　このチームは、５年生が３人いるので、彼女たちが６年になった時には、今よりもさらにパワーアップしたチームになっていることでしょう。これからも練習を重ねて、次は喜びの涙を味わってほしいと思います。健闘お疲れ様でした。

　昨日の日曜日、金岡体育館で堺市こども会育成協議会主催の堺ブロック・スポーツ大会が開催されました。本校の子ども会は、女子のポートボールに参加しました。少林寺は、Ｃブロックの第１回戦、浅香山と対戦しました。浅香山は全校児童６００人規模の大きな学校で、昨年の大会ではブロック大会を勝ち抜いて中央大会までいった強豪チームです。序盤、僅差ながらも先行を許す展開で、苦しいゲームでした。しかし、第３セットあたりからロングシュートが決まりだして逆転すると、少林寺が先行する形で試合が進むようになりました。試合終了時には４点差の５２対４８で少林寺が見事浅香山に勝利することができました。本当に手に汗握る接線でしたが、チームワークよく勝ててよかったと思いました。観客席で応援しているこちらまでその感激が伝わってきて、みんな大興奮でした。

　午後から夏季特別水泳がありました。特別水泳は、３年生の泳力１５メートル以下の子ども、４年生以上の泳力２５メートル以下の子どもが対象の水泳指導です。今日と２４日の月曜日の２日間で実施します。参加児童１０人余りに指導者が８人なので、ほぼマンツーマンの状態で指導ができます。一人ひとりの泳力に合わせた丁寧な指導を行うことで、どの子も大きな泳力の伸びが期待できます。
　指導終了後、今日の成果を試す泳力テストを行いました。多くの子どもが泳力を伸ばしていました。中には２５メートルを初めて泳ぎった子もいました。

　本日より夏休みに入ります。子どもたちのいない学校は、セミの鳴き声だけがシャンシャンと鳴り響いています。
　さて、昨日の２０日を持って１学期の登校は終了しました。この１学期の間、本校の教育を理解し、子どもたちが落ち着いた学校生活を送れるよう家庭から支えてくださいました保護者の皆様、また、学校の様々な行事や活動に力を貸してくださり、子どもたちの安全を温かく見守り支えてくださいました地域の皆様、無事に１学期の終了の日を迎えられましたことを心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

　今年度より、夏休みが１週間短縮され、２学期の開始は、８月２５日（金）となります。子どもたちの元気な笑顔に再会できることを楽しみにしております。


　写真は、昨日の集団下校の様子です。子どもたちは、翌日からの夏休みに心を弾ませ、うれしそうに下校していきました。

　６年生の通知表が手渡されている様子です。６年生は、教室の中で面談をしながら手渡していました。他の子どもたちは、読書や宿題のワークなどをしながら待っています。先生は、子どもにこの１学期の感想を聞きながら、成績の結果について丁寧に説明していました。

　５年生の学級の様子です。廊下で先生と子どもが面談をしながら通知表が手渡されていました。この１学期の学校生活を振り返りながら、丁寧に課題や頑張ったことの説明がなされていました。

　４年生は、廊下に机と椅子を用意して、先生から名前を呼ばれた人から、廊下に出て、面談をしながら通知表を手渡されていました。頑張ったところやこれからの課題を説明しながら通知表を渡していました。

　３年生の教室の様子です。３年生も通知表を渡しているところには間に合いませんでした。写真は、ＰＴＡだより「さえずり」が配られて、自分たちの写真が載っているのを見つけて喜ぶ子どもたちの様子です。、

　２年生の学級の様子です。教室に行ったときは、もう通知表が配られた後でした。写真は、夏休みの宿題の説明を受けている様子と、夏休みの宿題ワークの最初のページをお試しにやっている様子です。

　１年生が通知表を手渡されている様子です。「通知表は、一人一人の学校生活の様子について、お家の人に知らせるものです。お家の人と一緒に見ながら、どんなことが書いているかを聞かせてもらうようにしてください。」という説明のあと、一人ずつ先生に呼ばれて、通知表が渡されていました。

　終業式が終わって教室に戻ると、１時間目の大掃除が始まりました。明日から休みに入るので、たっぷり時間をかけて、普段は手の回らないところまで入念に清掃しました。雑巾で棚の奥まで拭いたり、綿棒を使って窓枠の隅までこすったりして、美しくします。掃除をしている各所を見て回りましたが、誰一人おしゃべりしながら掃除をしている人はいませんでした。みんな立派に黙々と清掃ができていました。

　体育館で１学期の終業式を行いました。私からは夏休みの過ごし方について話しました。
　さて、明日から長い夏休みに入ります。先週まで体験入学していたお友達の国のアメリカやフランスの夏休みは２か月半もあるそうです。しかも宿題はないそうです。堺市の夏休みはというとアメリカやフランスの夏休みの半分以下の３５日です。外国に比べて短いとは言え、１か月以上ある夏休みです。今からその過ごし方についてお話ししたいと思います。
　夏休みには２つの姿があります。一つは、特別な休みとしての夏休みです。もう一つは、普段と変わらない日々としての夏休みです。
　特別な休みとしての夏休みとは、３５日間も休みが続くこと、そのこと自体が特別なことです。こんなにもたくさんの時間があるわけですから、その時間を有効に使ってほしいと思います。普段はできないことや、長い期間を生かした活動にぜひ取り組んでほしいと思います。例えば、本をじっくりたくさん読む、体力づくりやトレーニングを長期間取り組む、絵や工作の超大作の製作に取り組むなど、この夏休みにしかできないこと、夏休みだからこそできたということに是非チャレンジしてほしいと思います。（ここで、校長の私の小学校時代の夏休みチャレンジの取り組み例を紹介）
　次に普段とは変わらない日々としての夏休みの過ごし方についてお話します。それは、夏休みだからと言って、普段できていることを途切らせてはいけないということです。具体的には、生活のリズムがその一つです。夏休みだからと言って、遅くまで起きていたり、毎朝いつまでも寝ていたりすると生活のリズムが乱れてしまいます。また、学校は休みでも、個人の勉強に休みがあるわけではありません。家庭学習の少林寺っ子ノートは、夏休み中も毎日続けてほしいと思います。１か月間毎日取り組めば、ノートは１冊分使い切ってしまうかもしれませんね。８月２５日の始業式の日に「こんなにたくさんできたよ」と、少林寺っ子ノートの成果を提出して、担任の先生を驚かせてください。
　それでは、８月２５日の朝、元気でたくましく成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。

　長かった１学期も今日が最終日となります。子どもたちは、ランドセルを背負わず手さげのバックや袋を持って登校しています。明日から始まる夏休みが嬉しいのか、今朝の挨拶の声はいつもに増して元気でした。